自作キーボー道(1) -道に足を踏み入れるまで-

これまで、PCで使うキーボードにはそれなりにこだわってきたんですよね。昔、ツクモで安売りしていたIBMのメンブレンキーボードを何個か買い込んで経年劣化したら世代交代させて使い続けたり。FILCOのMajestouchシリーズで黒軸や赤軸を使ったり、もちろんHHKBシリーズとか、REALFORCEとかにも手を出したりしました。

ココ数年以上は基本的に変態配列&変態デザインのキーボードには手をださず、基本的にテンキーの有無はあっても英語配列のメカニカルスイッチのキーボードで生きてきたんですよね。

しかし、以前から考えていた動画編集用キーボードとしてマクロキーボードが欲しいなとネットを検索したり、YouTubeでキーボード沼にハマっている人の動画を見ていたら「俺でも専用キーボード作れるんじゃね?」とか思い初めていろいろと情報収集を開始。

調べてみると自作キーボードを実現する上で必要な要素は「マイコンユニット」「基板」「筐体」「キースイッチ」「キーキャップ」のハード的要素と「マイコンユニットのソフトウェア」のソフト的要素で出来上がるっぽい。マイコンユニットのソフトウェア(以下ファームウェア)はいくつか有志が提供しているファームウェアのパッケージを使うもよし、マイコンユニットのサンプルコードにある各種キーボード向けの例となるコードを拡張するもよし、時間と手間をかけて低レイヤーの開発言語でスクラッチすることも可能な様子。ぬるいエンジニアを自称する私は既存の自作キーボード向けファームウェアを利用させてもらうか、サンプルコードの拡張で済ませられる範囲でなんとかしたい。

というわけで、私も自作キーボード沼の畔に立つことに躊躇がなくなったのが2023年の晩秋の頃なのでした。

 

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